オットー・シャーマー x ピーター・センゲ(U.Lab インタビュー その2)

私たちは、このとてつもない相互依存性と相互関係性のウェブを構築した。そして、今では、ここ、世界の中のこの場所で自分が行うことが、地球の反対側にいる誰かの生活に直接影響を与えるようになったと言える

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コラボレーションを実現するには、ミーティングとパワーポイント以上のものが必要です

まず、良い方のニュースとしては、環境汚染・気候変動・収入格差などのシステム的な問題を解決するためのコラボレーションが、現在各地で話題になっています。しかし、悪い方のニュースは、誰もが効果的なコラボレーションを実現できるわけではないということです。

システム・リーダーシップの夜明け(6)Dawn Awakening

最後に、本当の変化のプロセスへの渇望が存在しています。とても幅広いプロセスですが、ほとんど明らかにされていません。この渇望こそが、マンデラのような人物にこれだけの共感が集まる理由です。私たちが、もっとも難しい問題を解決するために用いている戦略に対して、それらがあまりに表面的で、根深い問題の源にたどり着けないのではないかという猜疑心が広く共有されています。

システム・リーダーシップの夜明け(4)ダーシー・ウィンスロウの事例(前半)

戦略の方向性を変える:変化が起きるスペースを創り、集団としての知識と智恵の出現を可能にする|成果を出せないリーダーは、変化を起こそうとします。システム・リーダーが注目するのは、変化が生まれ、次第に自律的になっていく環境を創り出すことです。複雑な協力関係による取り組みを成功させるための必要条件が明らかになるにつれて、この戦略的ポイントの微妙な差と、変化が起こる空間を創り出すことを学ぶ人が持つ、固有の力に価値があると考えるようになりました。

単独ではその目標を達成できないと、ビジネスは気付いています。

まだ小さいのですが、成長しているグローバルな企業グループ が、これらの歴史的な環境の変化を、真に戦略的なものとして捉えています。2005年の秋に、ウォルマートのリー・スコットCEOは、廃棄物ゼロ、100%再生可能エネルギー、持続可能な商品の販売という全社目標に、長期的にコミットメントすると発表しました。その6ヶ月前には、GEのCEOが、従来と比べて持続可能な製品に、幅広く投資する意志を発表しています。