オットー・シャーマー x ピーター・センゲ(U.Lab インタビュー その3)

U.Lab 1.0より、オットー・シャーマーによるピーター・センゲのインタビュー(前回の続き)です。

第2回の「U.Lab – Transforming Business, Society, and Self」は、2015年9月10日開始です。登録はここから


私はロサンゼルスで育ち、子ども時代を過ごす15年くらいの間に、ロサンゼルスが楽園から、あまり素晴らしい楽園ではない場所へ変化するのを目の当たりにした(参考動画: より良い世界のためのシステム思考)。人がそれぞれ個別の活動をすることで起きるマイナスの影響に、私は本当に気付いていた。そして、もっと大きなエコシステム、つまり人々と場所や他の生物の、より大きなシステムとしての現実があることに気付いていたんだ。この現象としてのシステムの一部が、この相互関係性として現実にあらわれている。

しかし、もう1つ同様に大切なポイントがある。「私たちがそのこと(現象としてのシステムの存在)に無自覚だ」ということだ。言ってみれば、ものごとの背後を見てみれば、そこにはいつも、この「認識があるかどうか」の問いが存在していた。これは何も新しい問題ではないと思う。

人類は、いつもこの問題に直面してきた。いつの時代にも、この相互依存性のウェブは存在している。 ただ、過去何万年間に及ぶあらゆる種類の社会の歴史を見てみれば、多くの社会はそれほど長く続いていない。それら社会は発展し、そのニッチを超えて拡大する。その場の資源を取り尽して、川をめちゃくちゃにする。争いを納めることができず、ただ互いを徹底的に破壊し合ったり、戦争や他の形の争いによって大幅にその数を減らす。

だから、私が思うのは、何らかの調和を持って他の人類や、その場所、そして他の種と共生すること、これが永遠の課題なんだ。 これまでに存在したあらゆる社会や社会制度の歴史を1つ1つ見ることができたなら、私は、その90%以上が100年か200年も存続しなかった方に賭けるよ。この調和を手に入れることができなかったからだ。

そして、「調和」というのは、世界中の古い文化のほとんどの中に見つけることができる言葉だ。 その形はそれぞれ違っているが、アジアの原住民や西洋にだって、この調和の取れた状態という概念や、私はもっと大きな現実の一部であるという考え方が存在している。

しかし、私がそのことに気が付いていなければ、私のとる行動は、私個人や、私の部族、ローカルな集団という次元で見れば、大いに理屈に適うものだが、私たちが活動している、さらに大きなこの世界の中では逆効果になっていったりする。これは、古くからの問題だと思うんだ。

続きを読む:オットー・シャーマー x ピーター・センゲ(U.Lab インタビュー その4)


これまでの U.Lab インタビュー 翻訳:

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I grew up in Los Angeles, and I watched Los Angeles go from paradise to really not such a nice paradise in about 15 years growing up as a child, and so I was very acutely aware of the adverse effects that are occurring when people take their individual actions. And there’s some larger ecosystem, some larger systemic reality of people and place and other creatures. So there’s the phenomenal part of it, that’s to say what’s manifest this interconnectedness.

But the other part of it, of course, is equally important, which is we’re unaware of it, which is to say lurking behind the scenes there was always this question of awareness. I don’t think this is a new issue.

I think human beings have always dealt with this issue. There’ve always been webs of interdependence. And, if you could look at the history of all kinds of societies for tens of thousands of years, many don’t last very long. They grow and they over expand their niche. They deplete their local resources. They foul up their rivers. They can’t settle their conflicts, or they just wipe each other out, or greatly reduce their numbers through warfare and other forms of conflict.

So I think how to live together in some sort of harmony with other humans, and the place, and other species you have is a timeless issue. And I think probably if it was possible to look at the history of every single society or social order that ever came into existence, my bet is you’d find that 90% of them don’t last more than maybe 100 or 200 years, because they can’t achieve that kind of harmony.

And harmony is a word of course you find in most of the world’s older cultures. Different forms of it– Asian, indigenous, and even in the west this notion that there really are these balances, these checks and balances. I am part of a larger reality.

If I am unaware of it, I will take actions that might make a lot of sense to me at the individual level or even my tribe or local group, but will make counter sense. They’ll be counterproductive in the larger world in which we’re operating. So I think this is an old issue.

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